古典の日文化基金賞

2024.09.20

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第4回 古典の日文化基金賞 美術・生活文化
漆芸職人集団彦十蒔絵が受賞しました。

「古典の日文化基金賞」創設について、オフィシャルサイトより抜粋致します。
11月1日が「古典の日」として制定されたことを記念し、彬子女王殿下を名誉総裁に奉戴して、日本の古典文化の研究・普及・啓発に貢献した個人、法人、団体を顕彰し、古典の日の推進に寄与することを目的に「古典の日文化基金賞」を創設しました。

「文学・思想」、「伝統芸能・音楽」、「美術・生活文化」の3つの分野と、若者達の古典文化活動を応援する「未来賞」が贈られます。

古典の普及、活性化に役立つことを願い、日本の古典文化振興のために力を尽くしている全国の皆様の励みとなることを願っています。

(彦十蒔絵の活動を長年に渡って調査いただき、選んでいただきました事を誠に光栄であり感謝を申し上げます)

受賞を受けて 彦十蒔絵若宮隆志のコメント
この度は「古典の日文化基金賞」を賜りまして心より厚く感謝を申し上げます。
漆は縄文時代より日本人の生活と密接に関わり今日まで活かされてきました、三引遺跡出土の漆塗の櫛や、神社や仏閣で使用された漆器は漆塗であることに意味があったはずです、そこに私たちが未来に伝え残さなければならない大切な情報が詰まっていると考えております。
彦十蒔絵ではこれからも漆器や蒔絵意匠の古典的な意味合いを研究しながら、現代の作品に活かして参りたいと思っております。