event detail

    “継承“彦十蒔絵 チャリティイベント

    2024.04.12

    1月1日は家族団欒でお正月を迎えている中で能登半島地震が発生して、一瞬にして日常が奪われてしまいました。

    輪島ではほとんどの家が消失、全壊、半壊してしまいました、彦十蒔絵の職人たちの多くの工房も家も無くなってしまいました、彦十蒔絵のメンバーには残念な事に命を落とした若手の職人もおりました。

    幼い頃から住み慣れた輪島を離れ慣れない地域に仮住まいをはじめ3か月が経ちます、多くのことを諦めましたが、漆に関わる仕事は諦めたくないと彦十蒔絵のメンバーはほんの少しずつですが仕事を再開しようと前を向いて歩み始めたところです。

    そんな状況で今回これまでお世話になっていたKOGEI nextの皆さんでチャリティーイベントを企画してくださいました。

    またKOGEI nextの企画で和楽器バンドの蜷川べにさんの三味線Lycorisを制作させて頂きましたご縁でお話と演奏会を開催していただく事になりました。

    このチャリティーイベントを企画してくださいました、ギャラリーKANEGAEの鐘ヶ江英夫さん、株式会社クロステックマネジメントの江口哲平さん、UNIVERSAL MUSIC JAPANの西尾勇哉さん、楽器バンド三味線奏者蜷川べにさん、京都女子大学の前﨑信也先生、二瓶晃先生、小学館文化事業局プロデューサーセバスチャン高木史郎さん、そして電通ミュージックエンタテインメント染野晴美さん、富樫祐輔さんと園藝レコードの多田豊一郎さん、心より感謝をお申し上げます。

    彦十蒔絵棟梁 若宮隆志 拝

    「”継承”彦十蒔絵」チャリティイベント

    その一、■輪島の漆職人支援チャリティイベント「“継承“彦十蒔絵」

    ・日時:2024年4月6日(土)2回(プログラムは同じ)
     ①16:00~17:30 ②18:30-20:00

    ・会場:日仏文化協会 汐留ホール

    ・出演:

    若宮隆志(彦十蒔絵_代表) 高禎蓮(彦十蒔絵_マネージャー)
    蜷川べに(和楽器バンド/津軽三味線奏者)
    セバスチャン高木(小学館文化事業局プロデューサー)
    前﨑信也(京都女子大学教授)

    ・プログラム:

    第1部 『生・漆チャンネル』
    若宮隆志×セバスチャン高木
    第2部 『世界に一台のエレキ三味線、LYCORIS制作秘話』
    蜷川べに×前崎信也・若宮隆志&高禎蓮
    ※蜷川べに演奏

     

    ・会場:日仏文化協会 汐留ホール https://www.shiodomehall.com/
    ・入場料:¥3,000(税込) ※全自由席(整理番号無し)
    ・購入方法:e+(イープラス) https://eplus.jp/hikojumakie/
    ・販売期間:2024/3/15(金) 12:00 〜 2024/4/6(土) 16:00
    ・主催:KOGEI Next /和の響き

    その二、■彦十蒔絵作品展示販売会

    2004年若宮隆志が立ち上げた漆芸集団、当初は3人からスタート、お陰様で昨年の2023年には20人ほどの職人集団へと成長しました(メンバーの構成は20代〜60代)。分業制によってOnly Oneのコレクション漆芸作品を制作、意匠やユーモアにこだわった作品づくりをしてまいりました。
    震災後に救出した作品の中から10点ほど選びました、合わせて只今国内美術館で巡回されている「超絶技巧、未来へ!展」の作品4点合わせて”継承・チャリティイベント”販売会に出品させていただきました。
    イベントの作品図録(3月28日公開!)

    ご購入方法・・・
    (1)オンラインでのご購入
    購入可能期間(販売期間):2024年3月28日(木)〜4月17日(水)
    リアル販売会より先行してご購入いただけます。
    図録で確認したご希望の作品番号に合わせて、ご連絡先(名前/電話番号/メールアドレス/ご住所)をContact pageからお申し付け下さい。
    *作品の発送は販売期間終了後、ご入金の確認の上、ご購入者様と発送日の日程をご相談させていただきます。

    なお、作品図録の現物をご覧になりたい方は、大変申し訳ございませんんが、下記のリアル販売会場へお越しいただければ幸いです。(展示期間と場所をご確認の上お出かけください)

    (2)リアル販売会場でのご購入
    ギャラリーKANEGAE
    京都府京都市北区紫野下門前町43(大徳寺総門前)
    販売期間:2024/4/3(水)〜4/17(水)

    住所: 京都府京都市北区紫野下門前町43(大徳寺総門前)
    営業時間:10時~17時
    Tel:075-491-2127/Fax:075-491-4987
    E-mail:kanegae-@wf6.so-net.ne.jp

    ※図録番号1〜4の作品は美術館展覧会「超絶技巧未来へ!明治工芸とそのDNA展」に貸し出し中の為、KANEGAEでの展示は出来ません。

    「“継承“彦十蒔絵」チャリティイベント趣旨の説明

    京都で美術商を営むKANEGAE(Gallery:京都府京都市)と、IoTクリエ―ターの育成やスタートアップ事業を支援する株式会社クロステック・マネジメント(本社:京都府京都市/代表取締役:北村誠)は、工芸の次のすがたを実現させる運動“KOGEI Next”を推進しています。

    国が指定する重要無形文化財である輪島塗は、職人の技術と風土の結合によって生まれた、日本を代表する伝統工芸です。今年1月に発生した令和6年能登半島地震により、職人の多くは、生活基盤や工房・道具を失い、石川県輪島の漆芸事業が危機に陥っています。

    “和の響き Melody in Japan“は、KOGEI Nextメンバーであり、輪島を拠点として活動する漆芸集団「彦十蒔絵」の職人たちの生活改善と漆芸事業の再開に、微力ながらお役に立ちたいと願い、有志によるチャリティイベント「継承:彦十蒔絵」を企画致しました。

    当イベントでは、彦十蒔絵の代表である若宮隆志氏をはじめ、小学館文化事業局プロデューサーセバスチャン高木氏、和楽器バンドのメンバーで津軽三味線奏者の蜷川べにとのトークセッションや生演奏も予定しています。

    当イベントの収益は、彦十蒔絵に全額寄付されます。

history

    超絶技巧、未来へ!展 明治工芸とそのDNA

    2023.12.31

    超絶技巧、未来へ!展 明治工芸とそのDNA
    In the Genes, Taking Marvelous Meiji Craftmanship into the Future

    2023年〜2024年 巡回展

    趣旨:

    2014年から2016年、三井記念美術館を皮切りに全国6館を 巡回し、大好評を博した「超絶技巧!明治工芸の粋」展。その 第2弾として2017年から2019年にかけて全国5館を巡回した 「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」展は、超絶 技巧が駆使された明治工芸に加え、それらに匹敵する技術と センスを合わせ持つ、選りすぐりの現代作家の作品も展示しま した。ほとんど無名だったにもかかわらず、特に現代作家の作 品に20万人以上もの観客が瞠目しました。

    本展はその第3弾として企画され、清水三年坂美術館所蔵や 個人蔵の明治工芸に加え、孤独な環境の中、自らに信じられ ないほどの負荷をかける鍛錬を実践している現代作家の新作 を中心に展示します。木彫、金工、切り絵、ガラス、ペーパーク ラフトなど、さまざまな技法を駆使して新たな領域に挑戦してい る作家たちは、明治工芸のDNAを受け継ぎ超絶技巧の未来を 担う存在となるでしょう。

    出品作家(現代)
    青木美歌[ガラス] 池田晃将[漆工] 稲崎栄利子[陶磁] 岩崎努[木彫] 大竹亮峯[木彫] 蝸牛あや[刺繍] 小坂学[ペーパー] 長谷川清吉[金工] 樋渡賢[漆工] 福田亨[木彫] 本郷真也[金工] 前原冬樹[木彫] 松本涼[木彫] 盛田亜耶[切り絵] 山口英紀[水墨画] 吉田泰一郎[金工] 彦十蒔絵 若宮隆志[漆工] *五十音順

    *彦十蒔絵の出品作品は下記の5点になります

    ・琺瑯彩 菊唐草蒔絵茶入
    ・草花研ぎ出し蒔絵瓜型銚子 渡辺省亭図引用
    ・金槌 Hammer 置物(本郷真也さん道具の見立漆器)
    ・Ultraviolet canvas 壁掛け
    ・「ねじが外れている」モンキー 乾漆+工具箱+ねじ 木製漆塗り

    出品作品その一:『モンキー』の制作過程をショートムービーにてご覧になられます。

    出品作品その二:『Ultraviolet canvas 』の制作過程をショートムービーにてご覧になられます。

    主 催 : 各開催美術館、各地方新聞社および放送局
    協 力 : 清水三年坂美術館、個人コレクター、現代作家
    監 修 : 山下裕二(明治学院大学教授)
    企画 : 広瀬麻美(浅野研究所)

    会期 :
    岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県多治見市)2023年2月11日(土)〜4月9日(日)

    長野県立美術館(長野県長野市)2023年4月22日(土)〜6月18日(日)

    あべのハルカス美術館(大阪)2023年7月1日(土)〜9月3日(日)

    三井記念美術館(東京)2023年9月12日(火)〜11月26日(日)

    富山県水墨美術館(富山市)2023年12月初旬〜2024年1月末(または2月初旬)

    山口県立美術館(山口県)2024年9月12日(木)〜11月10日(日)

    山梨県立美術館(山梨県)2024年11月20日(水)〜2025年1月30日(木)

    Fine Art Asia 2023

    2023.10.05

    彦十蒔絵は香港で開催される秋のアートイベント「Fine Art Asia /典亞藝博」に出品致します。
    今回はこの展覧会の為に新作3点を制作いたしました。
    日本では未発表の作品です!!
    海外の方にも日本の蒔絵や文化を喜んでいただけると嬉しいです。

    香港の漆芸専門ギャラリーThe Gallery by SOILのブースに出品致します。
    マネージャーのWawaは現地の会場にて作品解説を致します。

    以下は英語のご紹介になります。

    Fine Art Asia 典亞藝博 @fineartasia
    The Gallery by SOIL
    Booth A7, Hall 3C, Hong Kong Convention and Exhibition Centre
    香港會議展覽中心 3C 展覽廳 A7展位
    VIP preview 貴賓預展: 4.10 2 – 9pm Open to public
    公眾開放: 5-7.10 11am – 7pm; 8.10 11am – 6pm

    The Gallery by SOIL @soil_hongkong is dedicated to presenting the art of lacquer from Asia. It is probably the first gallery in Hong Kong which brings together lacquer masters and artists of diverse cultures, blending the traditional with the contemporary to showcase variety in the discipline.

    *補足*
    中国の漆芸家 甘而可先生の講演会も予定されています。
    Fine Art Asia 典亞藝博Academic Programme 學術講座:
    “The Beauty of Chinese Lacquer : Aesthetics and Collection of Xipi Lacquer”
    Speaker GAN Erke
    「中國漆器之美: 犀皮漆藝的審美與收藏」甘而可大師主講
    7.10. 2:30 – 3:30pm

    玩心未泯~台湾個展2023

    2023.09.09

    2021年コロナ禍の真最中に1度台湾「約茶不夜」で個展を開催しました。
    コロナ禍が終われば、主宰の若宮隆志も台湾へ参る約束をした為、この度は約茶不夜で2度目の個展を開催致します。
    お茶を楽しみながら小ぢんまりとしたプライベート空間で彦十蒔絵の作品を吟味する展示会です。

    タイトル:玩心未泯 ~ 彦十蒔絵 若宮隆志漆芸展
    Look Beyond Your Eyes

    会期:2023年9月9日〜23日
    *若宮隆志在廊 9月16日

    下記は中国語のご案内になります。

    【展覽預告】
    9/9~9/23/2023
    玩心未泯 • 彥十蒔繪 若宮隆志漆藝展

    【展覽簡述】
    輪島塗在1977年被日本列為國家重要無形文化財,出生輪島的若宮隆志,領軍二十餘人團隊,從作品的構思設計,每一步驟的協調製作到最終成品,期許能創作出獨一無二美術館藏品級的藝術漆器。 只有擁有極紮實基本功的職人才能成為彥十團隊的一員,每位職人掌握的精湛技法各有專精,木工、漆塗(塑形、精美表面)、裝飾 (蒔繪、毛筆、沉金、刻刀)。 每種技法所需的過往經驗與訓練不同,職人如何在一件作品中最大程度的發揮技能與美感,考驗著耐心功力以及彼此長年配合的默契。 天然漆在製作的過程易受氣候與環境的影響,需具備徹底瞭解所使用材料的能力才能事先思慮周全,職人們各司其職有如接力賽般將作品合諧完美展現。

    英國V&A博物館和德國明斯特漆藝博物館都收藏了彥十蒔繪的作品。 若宮隆志提到漆樹需經歷 “koroshigaki”(漆樹死割技法) 才能長出新芽不斷重獲新生,人生有許多無法抵抗自然與趨勢的時刻,唯有接受才可能處之泰然變得幸福。 大自然的法則與人心有相似之處,儘管時代更替但存於小說與經典中的故事依然使人感同身受,因此這些典故時常成為漆器作品的靈感來源。 若宮隆志認為必須保持敬畏的心接觸,他希望將先人的智慧與思想融入漆藝中,冀望從永遠觸動人心的主題中找到平衡與解答。

    自上回彥十蒔繪在約茶不夜展覽已過兩年半,在全球疫情的三年間職人們並沒有停下腳步,仍然一步一腳印的堅持創作精進,這次展出作品除了唯妙唯肖的見立漆器外,可融入茶席香席的茶盤、茶托、香合、香座等道具也會以不同漆面風貌呈現。 此次在約茶不夜的展覽以「玩心未泯」為題,如運動員突破潛能之後散發出感染人心的氣場與精神,彥十的漆器不僅在技法上要求絕對的傾注全力,更希望能與這世代連結,使漆器擁有幽默頑皮又意想不到的趣味。 傳承過去,探索未知並在當下發揮極致,做出能與人共鳴並價值長存的作品,就是職人們的追求與心願。

    【展覽預告】
    玩心未泯 • 彥十蒔繪 若宮隆志漆藝展

    【展覽日期】
    2023年9月9日 (六) ~ 2023年9月23日 (日) 上午11時–下午6時 (展期週一休館)

    【展覽空間】
    約茶不夜 (台北市大安區東豐街27號)

    【聯絡電話】
    (02) 2708-8236

    【Facebook/IG】
    約茶不夜 Ye Classical Art Gallery

    ————————–
    【Upcoming Exhibition】
    Look Beyond Your Eyes • Hikoju Makie Lacquer Art

    【Exhibition Date】
    September 9th (Sat.) – September 23rd (Sat.) 2023 Opens 11am–6pm (During Exhibition Closed on Monday)

    【Location】
    Ye Classical Art Gallery
    No.27, DongFeng Street, DaAn District, Taipei 106, Taiwan

    【Contact Tel】
    886-2-2708-8236

    【Facebook/IG】
    約茶不夜 Ye Classical Art Gallery

    #約茶不夜 #彦十蒔絵 #若宮隆志 #高禎蓮
    #漆芸職人集団 #蒔絵 #変塗 #日本漆芸

    横浜・新宿髙島屋2023個展

    2023.06.28

    彦十蒔絵 若宮隆志展

    〜あそび心の蒔絵〜

    2023年6月28日(水)〜7月3日(月)
    横浜髙島屋7階 美術画廊
    午前10時〜午後8時
    *若宮隆志在廊予定日:2023年6月29日(木)〜7月3日(月)
    *Wawa在廊予定日:2023年6月28日(水)〜7月3日(月)

    2023年8月2日(水)〜8月14日(月)
    新宿髙島屋10階 美術画廊
    午前10時30分〜午後7時30分 最終日は午後4時閉場
    *若宮隆志在廊予定日:2023年8月4日(金)〜6日(日)、11日(金)〜13日(日)
    *Wawa在廊予定日:2023年8月2日(水)〜6日(日)、10日(木)〜14日(月)

     

    この度は横浜髙島屋と新宿髙島屋におきまして巡回展を開催いたします事となりご案内を申し上げます(^^)

    コロナ禍の影響でまだまだ厳しい状況でもありますが、作品の制作を続けることができ、個展を開催できることは本当にありがたい事だと感じております。

    どうぞこの機会にご覧いただけましたら幸いでございます。

    変態する漆器 銀座和光

    2023.02.09

     

     

    <夜叉ヶ池 蓋物> 彦十蒔絵作

    2023年・・・・彦十蒔絵の主宰・若宮隆志は漆芸の仕事を始めてから40年、彦十蒔絵の名で東京に出てきて20年の節目の年となりました。
    最初は職人二人と若宮隆志だけで「彦十蒔絵」という名前で漆芸作品を制作し東京のデパートへ出品、店頭で説明販売をしていました、20年経った今は約20人の職人集団になり、日本各地、海外へ作品と漆文化をご紹介させていただくことになりました。

    2023・・・It has been 40 years since Takashi Wakamiya the leader of Hikoju Makie started working in lacquerware, and 20 years since he came to Tokyo under the name of Hikoju Makie.
    At first, only two craftsmen and Takashi Wakamiya created lacquerware works under the name of “Hikoju Makie” and exhibited them at a department store in Tokyo.  20 years later we have become a craftsman group and introduced our works and lacquer culture all over Japan and overseas.

    彦十蒔絵の変化を昆虫の環境によって変態する様に見立て「彦十蒔絵 若宮隆志展 ―変態する漆器―」と名付けました。
    多くの皆様の支えがあってここまで継続することができています。
    どうぞこの機会にご高覧を賜りますれば幸いでございます。

    The transformation of us (Hikoju Makie) is like the transformation of insects (as like as butterflies), regarded as “Metamorphosis” and this “Hikoju Maki-e Takashi Wakamiya Exhibition – Metamorphosis of Lacquerware -” will be held.
    We were able to continue until now with the support of everyone involved in work, customers, and family.
    We would appreciate it if you would take this opportunity to have a look.

    彦十蒔絵 若宮隆志展 

    ―変態する漆器―

    会期:2023年2月9日(木)~19日(日)
    10:30~19:00(最終日は17:00まで)

    場所:セイコーハウス銀座6階 セイコーハウス銀座ホール(旧和光ホール)

    *ギャラリートーク* (予約制)

    「トークイベントの予約受付は1月26日(10:30~)銀座和光までお問合せください。

    代表番号 03-3562-2111 」

     

    令和5年2月11日(土)14:00~

    テーマ: 泉鏡花の本歌取り 
    中川 学(イラストレーター/僧侶)
    泉屋宏樹 (iD./図録装幀・デザイン)
    若宮隆志(彦十蒔絵)

    令和5年2月18日(土)14:00~

    テーマ: A R映像と漆芸のコラボ 
    安藤英由樹(大阪芸術大学アートサイエンス学科 教授)
    早石直広(株式会社計数技研 代表取締役)
    若宮隆志(彦十蒔絵)

    彦十蒔絵20周年記念図録<20th Anniversary>も制作致しました、展示会場にて販売いたします!
    限定200部

    “KOGEI Next”展2022in 六本木カフェ

    2022.11.18

    『KOGEI Next』Exhibition 2022

    ・開催日時 : 2022年11月18日(金)~19(土)
    Open 11時~20時 入場無料
    ※但し、有料トークショー開催時間中はチケット購入者のみ入場可
    ・開催場所 : 六本木ヒルズ「Hills Cafe / Space」
    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド2F

    100年後、現代の工芸が古美術品となった時、
    令和の空気を伝えられる作品とはどのような作品でしょうか?

    京都で美術商を営む古美術鐘ヶ江(Gallery:京都府京都市)と、IoTクリエ―ターの育成やスタートアップ事業を支援する株式会社クロステック・マネジメント(本社:京都府京都市/代表取締役:北村誠)は、工芸の次のすがたを実現させる運動“KOGEI Next”を推進しています。
    この度KOGEI Nextでは、昨年に引き続き2回目となる主催展“KOGEI Next”展 2022を開催します。
    NHK「日曜美術館」で『現代の超絶技巧』として取り上げられた、大竹亮峯、本郷真也、前原冬樹の新作や、2023年2月から日本全国を巡回する「超絶技巧展、未来へ」展へ出品予定の作品など、11人の超絶技巧作家の16作品(未完も含む)を、一堂に展示します。
    世界最高峰の超絶技巧作品の現在地が見られる貴重な2日間です。

    また、三味線文化の次世代への普及と新しい在り方を提案するため、詩吟と和楽器を融合させた人気ロックバンド「和楽器バンド」とのコラボレーション・プロジェクトにより生まれた、津軽三味線担当である蜷川べに専用の世界に一台のエレキ三味線の展示と、展示を記念したトークショーも開催します。
    トークショーの中では、今回のコラボレーション・プロジェクトをきっかけに制作された映像も世界初公開する予定です。

    KOGEI Next”展 2022について
    ・出展作家:大竹亮峯、織田隼生、壽堂、塩見亮介、鈴木祥太、野田朗子、彦十蒔絵、本郷真也、松本涼、前原冬樹、David Bielander
    ・URL : https://kogei-next.jp/event/221118/

    ●山下裕二“KOGEI Next”展 2022ギャラリートーク
    <有料>500円(税込)、定員80名、立ち席のみ
    2022年11月18日(金)18:00-19:00
    山下裕二(明治学院大学教授) × 超絶技巧作家
    ※チケット購入はコチラ https://artsticker.page.link/KOGEI_next

    ●トークショー「循環する超絶技巧」
    <有料>500円(税込)、定員80名、立ち席のみ
    2022年11月19日(土)12:00-13:00
    茂木健一郎(脳科学者) × 前﨑信也(京都女子大学教授)
    ※チケット購入はコチラ https://artsticker.page.link/KOGEI_next

    ●トークショー「世界に一台のエレキ三味線誕生秘話」
    <無料>当日先着80名、立ち席のみ
    2022年11月19日(土)18:00-18:30
    ※当日17:00より会場受付にて整理券配布
    蜷川べに(和楽器バンド) × 前﨑信也(京都女子大学教授)

    リアルのゆくえ巡回展2022-2023

    2022.04.09

    『リアル(実写)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと』 巡回展は2022年から2023年にかけて日本国内六箇所の美術館で開催されます、彦十蒔絵若宮隆志は【彫刻】部門に出品致します。

    巡回展最初のバトンは平塚市美術館
    ポスターに使用された作品は安本亀八の「相撲生人形」(1890年)
    幕末から明治初めに流行った生人形の迫真の技は、当時の日本人はもとより、来日した西洋人にも衝撃を与えました。人類学者C.H.シュトラッツは「解剖学の知識もなしに強い迫真性を持って模写することができる」生人形師の力量に感嘆しました。(ポスター挨拶文引用)

    本巡回展で彦十蒔絵が得意とする『見立漆器』を出品し、若宮隆志がプロデュースする漆芸職人チームによる迫真な模写技術をご覧いただければと思います。

    【出品作家】
    【序章】松本喜三郎、安本⻲八、高橋由一、室江吉兵衛、室江宗智、高村光雲、関義平、須賀松園(初代)、平櫛田中
    【絵画】秋山泉、安藤正子、深堀隆介、水野暁、本田健、牧田愛、横山奈美
    【彫刻】佐藤洋二、前原冬樹、若宮隆志、小谷元彦、橋本雅也、満田晴穂、中谷ミチコ、本郷真也、上原浩子、七搦綾乃

    巡回展二箇所目は足利市立美術館
    ポスターに使用された作品は水野暁の「日本の樹・日本の杉(白山神社)/東吾妻町・伊勢の森/中之条町」(2018~22年)

    巡回展三箇所目は 高岡市美術館
    ポスターに使用された作品は水野暁の「日本の樹・日本の杉(白山神社)/東吾妻町・伊勢の森/中之条町」(2018~22年)

    巡回展四箇所目は ふくやま美術館
    ポスターに使用された作品は深堀隆介の「桜升 命名 淡紅」(2017年)
    *2022.10.8~9 ふくやま美術館・工芸版画室にて彦十蒔絵による「金箔を貼る!自分だけの箸づくり」ワークショップ開催

    巡回展五箇所目は 新潟市美術館

    ポスターに使用された作品は 満田晴穂の「一如」(部分)2019年ホキ美術館蔵

    巡回展五箇所目は 久留米市美術館

    ポスターに使用された作品は 横山奈美 「逃れられない運命を受け入れること」(部分)2016年、gigei蔵。

    【開催館及び会期】
    平塚市美術館   2022年4月9日(土)〜6月5日(日)
    足利市立美術館  2022年6月12日(日)〜7月21日(木)
    高岡市美術館   2022年7月29日(金)〜8月31日(水)
    ふくやま美術館  2022年9月23日(金祝)〜11月20日(日)
    新潟市美術館   2022年11月29日(火)〜2023年1月29日(日)
    久留米市美術館  2023年2月11日(土)〜2023年4月2日(日)

    ART FAIR TOKYO 2022

    2022.03.10

    アートフェア東京2022
    Art Fair Tokyo 2022
    今年は国内外27都市から148軒が出展する第16回目となります。
    古美術、近代美術、工芸、現代アートまで、国内外のアートシーンを体感でき作品の購入もその場でできます。

    彦十蒔絵は古美術鐘ヶ江<KOGEI next>より出品させていただきます。
    今年のブース場所は昨年と違い、B2Fへ移動しました。
    詳しくは
    Hall E  Exhibition Area
    Galleries Section
    Booth: S040
    *Eホール B2F階の真ん中広い通路に来たら見えます

    チケットをお求めの上どうぞお越しください(^^)/
    なお、チケットは
    前売券 4,000円/予約当日券 5,000円(税込)

    ※小学生以下は、大人同伴の場合に限り入場無料。
    ※事前オンライン予約のみのお取り扱いです。
    こちらからお求め頂けます!!

    2022年3月10日(木) − 13日(日)

    ※3月10日(木)は招待制
    11:00 – 12:00
    12:00 – 16:00
    16:00 – 19:00

    ※2022年3月11日(金) − 13日(日)
    11:00 – 19:00
    ※最終日の13日のみ16:00まで

    彦十蒔絵マネージャー高 禎蓮(Wawa)は会期中会場におります、
    皆様はマスクの仮面をつけていますので、お越しの際にはどうぞお声かけてください。

     

     

     

     

    “emmy art+ ” 新ギャラリー開幕展

    2021.11.20

    「Metamorphosis and Evolution 変容と進化」展

    会期:2021年11月20日(土)— 12月25日(土)

    お世話になっている美人姉妹が銀座6丁目でGallery『emmy art+』をオープン致します。開幕に合わせて企画される展覧会の第一弾に彦十蒔絵も参加させていただきました。

    主催・会場:emmy art + (東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル2F)
    開廊時間:火曜日〜土曜日(日、月、祝休廊)12:00-19:00
    アーティスト:狗巻賢二、十六代 小原治五右衛門、木下佳通代、三島喜美代、山本しほり、彦十蒔絵 若宮隆志

    URL: http://www.emmyart.jp (2021年11月リリース予定)

    出品する予定の作品は見立漆器、蓋物など数点になります。

    このギャラリーの場所は泰明小学校の向かいに位置します、
    そして一階はフレンチスタイルのカフェAux Bacchanales Ginzaがあります。

    こちらで一休みをされてギャラリーで作品の鑑賞をするなど、休日の過ごし方としてもご検討ください。

    *以下はemmy art+ギャラリーオーナー平恵理子、美奈子からのコメントです*

    今、私たちはコロナ禍という難局に直面し、世界は大きな転換期にあります。人類の歴史の中で、人間はこれまで戦争や災害、疫病など数々の困難と向き合ってきました。そんな中で世界の美術史にみられるように、アートはいつの世も消え失せることなく、苦難や試練を乗り超えた社会や歴史を映し出し、人々の悲しみや喜びに寄り添い生きる原動力に変える力となってきました。古代ローマの詩人オウィディウスがギリシャ・ローマ神話の登場人物が動物や植物、星座などに変身してゆく物語を「変身物語(Ovid’s Metamorphosis) 」で描いたように、人間やあらゆる生き物の生きる本質として、我々は変化していくことの尊さを常に問われているのかもしれません。そして、変化や変容は進化へと繋がり、そうすることによって、我々はずっと大切にしたい普遍的な何かを後世に伝えていけるのかもしれません。しなやかに形を変えてでも前進していく力強さ、変化を恐れない勇気とたおやかさを、こんな時代だからこそ、我々が求めているような気がします。
     本展は我々が企画する展覧会の第一弾です。狗巻賢二、十六代 小原治五右衛門、木下佳通代、三島喜美代、山本しほり、彦十蒔絵 若宮隆志といったあらゆるジャンルのアーティストの作品が集結しました。アーティストそれぞれの変容と進化を皆様とともに楽しみたいと思います。ご来場を心よりお待ち申し上げます。

    KOGEI Next展〜捨てられない形出品

    2021.11.05

    “KOGEI Next” 展
    2021年11月5日(金)、6日(土) Open 11時〜20時
    場所:六本木ヒルズ「Hills Cafe / Space」
    出展作家:大竹 亮峯、織田隼生、鈴木 祥太、つのだゆき、土岐謙次、野田朗子、彦十蒔絵、本郷 真也、松本 涼、前原 冬樹、満田晴穂
    主催:古美術 鐘ヶ江、株式会社クロステック・マネジメント
    協賛:株式会社ゴールドウイン
    協力:京都女子大学、京都芸術大学、DESIGNART TOKYO 2021、一般社団法人アートハブ・アソシエーション
    “KOGEI Next” Exhibition
    5th & 6th November 2021 Open 11~20 o’clock
    @ Roppongi Hills (Minato City Tokyo)

    作品:捨てられないかたち見立て返し (内の一点)

    ↑卵殻箱 彦十蒔絵作(高蒔絵の箱書き入り)↑

    100年後、現代の工芸が古美術品となった時、
    令和の空気を伝えられる作品とはどのような作品でしょうか?

    KOGEI Nextは、工芸作家とこれまで関わりの薄かった現代社会をつなげることで生まれる作品や活動、自然環境や社会課題との関わりを通じて、モノとしてだけではない新たな価値を持った、工芸の次のすがたを実現させる運動です。時に超絶技巧と呼ばれる技術的にも非常に優れた作家を中心に、現代ならではのテクノロジーと概念を掛け合わせ、この時代での美術の確かな進化を探究いたします。
    今回の展示会はその第一弾です。各作家たちと取り組む課題、そして新作を発表いたします。
    また、作品展示だけではなく、トークショーや親子向けワークショップも実施します。

    開催概要
    2021年11月5日(金)、6日(土) Open 11時〜20時
    開催地 六本木ヒルズ「Hills Cafe / Space」
    東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ 森タワー ヒルサイド 2F(森美術館エントランス前)

    トークショー(※会場都合等により、人数を制限させていただく場合があります。)
    11/5(金)18:00-19:00
    明治学院大学教授 山下裕二×超絶技巧作家

    11/6(土)18:00-19:00
    京都女子大学准教授 前﨑 信也×脳科学者 茂木健一郎

    親子向けワークショップ(有料)
    11/6(土)13:00-15:00
    先着8組 会場入り口にて受付
    1.携帯電話から都市鉱山の“金”を見つけよう
    2.都市鉱山の“金”を使ってオリジナルお箸をつくろう
    協力:(株)リーテム/彦十蒔絵

    出展作家
    大竹 亮峯、織田隼生、鈴木 祥太、つのだゆき、土岐謙次、野田朗子、彦十蒔絵、
    本郷 真也、松本 涼、前原 冬樹、満田晴穂

    主催: 古美術 鐘ヶ江、株式会社クロステック・マネジメント
    協賛: 株式会社ゴールドウイン
    協力:京都女子大学、京都芸術大学、一般社団法人アートハブ・アソシエーション、DESIGNART TOKYO 2021

    作品は本展示会後、販売致します。出品作品に関してのお問い合わせは下記まで。
    古美術鐘ヶ江Mail : kanegae-@wf6.so-net.ne.jp

    KOGEI Nextのホームページはこちらから。
    展示会図録もeventページからダウンロード出来ます。

    2021北京・中國文物博覽會

    2021.10.23

    2021北京・中國文物博覽會
    2021 International Antique Art Fair
    2021/Oct/23~29
    北京で開催される実質の博覧会ですが、
    現地で彦十蒔絵のブースに作品紹介専用ipadが設置されて、お客様はiPadを操作してオンラインで作品の閲覧をしたり購入をする事が可能です。

    国間の移動が出来ませんが、新しい取り組みにチャレンジしております。

    彦十蒔絵展示ブース内容

     

    加彩婦女俑に魅せられてー大阪市立東洋陶磁美術館

    2021.09.28


    大阪市立東洋陶磁美術館

    The Museum of Oriental Ceramics, Osaka
    安宅コレクション展関連テーマ展示
    『加彩婦女俑に魅せられて』
    <<Meet the MOCO Collection Beyond Re-Creating:
    Contemporary Works Inspired by the Yong Lady of Tang China>>
    2021.Sep.28~Dec.26

    *以下は美術館の展覧会情報より抜粋↓↓↓
    コロナ禍において美術館におけるコレクションの重要性が再認識されている今、美術館の展示事業の基本となるコレクション展の役割と意義も今後益々大きくなっていくはずです。
    そこで今回、当館の安宅コレクションを代表する作品の一つである中国唐時代の「加彩婦女俑」に焦点を当て、ジャンルの異なる3人の現代の作家たちが、この作品をモチーフとした新たな創作に取り組むというコレクション展に関連した新しい形のテーマ展示を企画しました。

    *以下內容從美術館展覽訊息中摘錄
    在疫情影響的情況下,讓我們重新認知了本美術館收藏品對現代的美術展覽擔負著多麼大的角色與地位,這些館藏品的展覽今後也必定會越來越重要。

    這一次的企劃美術展覽焦點投射在本館藏中具代表性的中國唐代「加彩婦女俑」,並邀請3位不同類別的當代作家以此藏品為基本題材並各自創作新的作品,再與8世紀的加彩婦女俑齊聚於一堂,組成一種新形式的連貫性企劃展覽。

       1. 若宮 隆志   彦十蒔絵プロデューサー
    2. 安藤 英由樹 大阪芸術大学アートサイエンス学科教授
    3. 坂爪 康太郎 陶芸家/仮面作家/アーティスト
    なお、本展のクリエイティブディレクションは、服部 滋樹(graf代表/クリエイティブディレクター・デザイナー)が担当します。

    当館コレクションとの時空を越えた出会いが生み出す創作は、古陶磁と現代をつなぐ新たな可能性をひらくものといえます。本展を通して、「加彩婦女俑」のさらなる魅力や価値の発見につながる契機となれば幸いです。
    なお、本展に併せて、アーティストトークやシンポジウムなど関連イベントを動画配信する予定です。詳細は決まり次第当館ホームページでお知らせします。

    這次的展覽連結了古陶磁與當代,讓我們感受到另一種賦有新可能性的跨越時空創作展,也希望能夠透過這樣的展示讓我們重新認識到「加彩婦女俑」的魅力與價值。
    本展覽除了展示廳的展出以外,在網路連結上也計畫陸續突推出與活動相關連的一連串活的動,如作家訪談、研討會等,將以影片播放的形式上傳,讓遠方的朋友也能夠一同參與觀賞。
    詳細內容請關注美術館的官方網站

    <<制作の秘話>>
    今回の制作は婦女俑の愛らしい姿と古陶磁の雰囲気の再現を目標に置きました。
    しかしこれは困難な目標だと制作開始早々に感じました。
    造形担当と木彫担当が力合わせて原型を作り、蒔絵担当の職人には厳しく何度もやり直してもらいまいた。
    そして、写真だけでなく職人を連れて直接大阪の東洋陶磁美術館へ視察をさせていただき、本物の状態を何度も確認させていただきました。(目で確認、頭で記録!)
    美術館の出川哲朗館長、小林仁先生、鄭銀珍先生、宮川典子先生には多大なご尽力をいただき感謝しております。

    そして、最後に現代的創造性の要素を取り入れるべく本物加彩婦女俑の左手にのっていない「小鳥」を彦十蒔絵が制作することに成功しました。
    是非展覧会場にてご覧ください!!

    <<製作心路歷程>>
    這一次的創作重點放在重現婦女俑的可愛風姿與古陶磁的風化時代感,
    可是才剛開始製作就一直遇到創作的瓶頸,
    在塑形部分投入了造型與木雕專門的職人讓他們同心協力去揣摩出婦女俑的姿態,
    在外型裝飾加色的部分則是由蒔絵職人擔任,但是也是經過了數次的大修改,
    每個職人都像是在做畢業創作般的絞盡腦汁來面對。

    不僅如此,為了讓職人們更能夠瞭解創作對象,我們也領隊帶他們到大阪的東洋陶磁美術館視察實物,用眼睛看用頭腦紀錄! 真的由衷感謝出川哲朗館長、小林仁老師、鄭銀珍老師、宮川典子老師的盡心協助。

    最後若宮隆志覺得要表現出當代創造的真實性就要再多下一點工夫,於是我們為這尊原本是左手空空的婦女俑製作了一隻「小鳥」,讓牠停留在婦女俑手上增添了一種不同的風貌。
    照片裡可以看到,但是更希望能夠到現場仔細觀賞。

    彥十蒔絵漆文化推廣經理 高禎蓮筆

    日本×台湾現代漆芸交流展2021

    2021.09.28

    日本×台湾現代漆芸交流展—療癒綠工藝— in 横浜
    FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
    2021.Sep.28(Tue)~Oct.14(Thu) 10:00~19:00
    *月休廊 *最終日~17:00

    共同主催:国立台湾工芸研究発展中心/台湾漆研究会/台中市漆芸協会/FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
    後援:文化部
    協賛:株式会社パイオニア・アイ・ケア/f.e.i art galley

    今年もコロナに負けず日本と台湾漆芸家の交流展に作品3点出品いたしました。

    場所は横浜のFEI ART MUSEUM YOKOHAMAです。
    今年も台湾からの漆芸家は作品のみ出品でしたが、何かあっても制作者は作品を作る事こそが自分の生き様を見せる最大な方法となります。

    まだまだ自由に行動できませんが、もし立ち寄ることがありましたら、どうぞご覧ください。

    メイド・イン・ワジマ 漆の時代

    2021.09.05

    石川県輪島市漆芸美術館開館30周年記念特別展
    『メイド・イン・ワジマ 漆の時代』

      輪島が漆器産地として全国的に有名になった背景には、時代ごとに新たな漆芸の姿を模索し続けてきた先人たちのたゆまぬ熱意と努力がありました。経営戦略、意匠や技、そして価値観の多様化に基づいた作り手による挑戦――現代に生きる私たちは、 「漆の時代」を生きるという一本の線で彼らとつながっています。途絶えることなく人々が手渡してきたものは何なのか、そして、時代の変容の波に翻弄されながらも、新たな変化を遂げつつある輪島漆芸がこれからもものづくりを行っていく意義を見出すことができるのか。石川県輪島漆芸美術館の開館30周年を飾る本展覧会で探ります。「漆」に込められた、作者たちそれぞれの生きざまをご覧ください。(美術館websiteより抜粋)

    彦十蒔絵の作品も2点出品しております。

    開催日:2021.9.13(Mon)~10.24(Sun)
    主催・会場:石川県輪島漆芸美術館
    助成/公益財団法人 花王 芸術・科学財団
    後援:石川県・輪島市・輪島漆器商工業協同組合

    彦十蒔絵の出品作品を簡単にご紹介致します。
    作品<その一> 鉄瓶 鉄錆塗
    本物の鉄瓶にそっくりの木彫漆芸鉄瓶1点と100年毎朽ちて行く様子を想定し再現した鉄瓶2点を制作しました。
    美術館で展示するものは本物を含めて4点になります。
    漆芸の可能性を探究して鉄錆塗で表現した面白い作品です。
    ↓↓↓ 制作した鉄瓶3点の裏です(展示室で見られないかも)

    鉄瓶の外側は見て驚くかもしれませんが、
    蒔絵の技術を見て欲しいのは蓋裏にあります!!
    渦巻紋様〜〜


    この渦巻紋様と言えば明治時代から大正時代に活躍した漆芸家の白山松哉です。
    若宮隆志はこの紋様を今でも継承したいと思い、彦十蒔絵の蒔絵職人の三人に託しました。この渦巻紋様を蒔絵筆で描く際、どこから描いていいのか、筆をどう運ぶのか、描いた線を綺麗に表現できるのか、困難の積み重ねでした。
    (蒔絵担当:大森修、松木大輔、小西紋野)
    その中でも一番厄介なのは螺鈿の上に渦巻紋様を蒔絵することでした。
    担当の蒔絵職人は完成させた後に・・・「もう二度とやりたくない!」と言うほど大変でした。

    昔の漆芸家が出来て、どうして今の職人は出来ないのか!?
    理由は簡単です。
    「こなしている数が違うんです」
    現代で、ここまで要求するお客様はほとんど居ないので、注文による蒔絵の制作にはまずこのレベルのメニューが出て来ないです。
    やるチャンスがない、練習するチャンスがないので自然と出来ないのが普通になってしまいます。
    鉄瓶の裏側にあるこの渦巻紋様は、言い方を変えれば若宮隆志のわがままによって生まれた産物の一つです(笑)。

    作品<その二> 瀑布硯箱
    銀地にした表面、沈金刀で大胆に彫りを施す
    引用したのは狩野元信の瀑布図


    輪島にある沈金技法は漆の塗り面を沈金刀で彫って、溝に漆を擦り込み、それから金粉や金箔を沈める方法ですが、この硯箱は和光銀による銀地仕上げにしているので、塗り面には沢山の和光銀粉が蒔かれています。硬い貴金属粉ですので、沈金刀で彫っていくとすぐに鈍くなり、沈金刀を研ぎながらの作業になります。それに、彫りの失敗は絶対許されないので、失敗すれば下地塗のところまで遡ってやり直す事になる、とても大変になります。。。。
    想像してみてください〜〜沈金刀を研いで、銀地の表面を彫る、それも最高の集中力の状態で繰り返しながら進める、これは職人の精神性との戦いですよね!

    さて、この硯箱に彫りの仕事をしたのはどのような容姿をしている職人さんだと想像しますか?
    手に皺とコブがあって、中年もしくは還暦前の男性職人でしょうか?
    実は当時アラサーの金髪女性職人(佐々木栞)に担当をしていただきました!!
    才能は外見で判断したら行けない、「先入観を捨てて物事を見る」、若宮の制作にもよく使う意匠の一つです。佐々木さんが隠れ才能を持っていること、この作品によって若宮に引き出されましたね。

    硯箱の中はこんな感じになっています。

    中板と硯、水滴を取り除いたら、こんな感じになっています。

    硯箱の親 内側には中国盛唐の詩人”李白”の詩「望廬山瀑布」の石拓本を沈金刀で文字の輪郭だけ彫りました。

    日照香炉生紫煙 遥看瀑布掛長川 飛流直下三千尺 疑是銀河落九天

    <<日本語訳>>
    日光が香爐峰を照らすと光に映えて紫のかすみが立ち、非常に美しい。遙かに川の向こうに滝がかかっているのが見える。
    その雄大なること、三千尺もあろうかと思われる飛ぶような流れがまっすぐ落ちているのは、丁度、天の川が天空より落ちてくるかのようである。

    気づきましたか!?
    この硯箱の表は日本の絵師ー狩野元信の図に合わせて、親の内側は中国の詩人ー李白の詩を用いた作品。文人が好む煎茶道では、瀑布と言えば李白の詩「望廬山瀑布」と連想します。若宮隆志は沈金刀のダイナミックさを表現するために狩野元信の瀑布図を選んで、そして瀑布の連想で繋がる李白の詩と合わせているところは何とも言えない洒落ですよね!日中友好の作品とも考えられます。

    この2点の作品が輪島漆芸美術館の開館30周年記念特別展に出品します。
    会期中に立ち寄ることが可能でしたら是非どうぞご覧ください。

    マネージャー・高 禎蓮筆

    本展覧会のクロストークセッション オンライン配信
    配信日:*展覧会期最終日まで視聴可能
    9月11日(土) 桐本泰一〔輪島キリモト〕×若宮隆志〔彦十蒔絵〕


     

    山口県立美術館 小村雪岱スタイル展

    2021.07.08

    小村雪岱スタイル展〜江戸の粋から東京モダンへ〜 巡回展

    いよいよ最後の巡回になります!!

    最後の展示会場⇨山口県立美術館

    会期:2021年7月8日(木)〜8月29日(日)

    開館時間:9:00~17:00(入館16:00まで)

    休館日:月曜日(但し8/2, 8/9は開館)

    ***嬉しい特典***

    雪岱の世界を和装で楽しみませんか!!
    浴衣、着物でご来館の方は200円引きにてご覧いただけます。
    (当日券またはオンラインチケットのゆかた割引券をお求めください、他の割引との併用不可)

    富山県水墨美術館 小村雪岱スタイル展

    2021.04.27

    小村雪岱スタイル
    〜江戸の粋から東京のモダンへ〜
    2021.April.27th~June.13th
    開館時間:9:30~18:00 (入館は17:30まで)
    *会期中、一部展示替えを行います。
    休館日:月曜日(5月3日は開館)、5月6日
    *学芸員によるギャラリートーク
    5月4日(火、祝)、23日(日)各日14時より 会場=展示室1.2
    ◎聴講無料・申し込み不要(要・当日有効の企画展観覧券)
    *和菓子“おせん”←特別スイーツ

    茶室『墨光庵』(ぼっこうあん)
    土日祝日および大型連休に営業いたします。

    • 大型連休は、4月29日(木曜・祝日)~5月9日(日曜)に営業します。(ただし、5月6日(木曜)は休館日のため休業)

    営業時間:午前11時~午後4時

    大正から昭和初期にかけて、装幀、挿絵、舞台美術などで活躍した小村雪岱。泉鏡花著『日本橋』の装幀を手がけ人気の装幀家となりました。
    本展では江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した「意匠の天才」小村雪岱の肉筆画、版画、装幀を中心に、その源流である鈴木春信から「東京モダン」への系譜を紹介します。また江戸の粋やモダンを感じさせる、柴田是真の漆芸や並河靖之の七宝などの近代工芸の数々、さらに彼らの遺伝子を引継ぐ現代作家の作品も併せて展示します。
    <開幕式の様子>
    テープカット
    展示室内の様子

    富山県水墨美術館のお庭
    富山県水墨美術館のお庭

    Art Fair Tokyo 2021

    2021.03.18

    <<展覧会出品のお知らせ>>
    アートフェア東京 2021 / Art Fair Tokyo 2021
    2021/03/18(木) 12:00 ~ 2021/03/21(日) 16:00
    場所:東京国際フォーラム (東京都 千代田区丸の内 3丁目5-1)
    -B2F ホール Eで Galleries(ギャラリーズ)115 軒 *有料空間
    -B1F ロビーギャラリーで Crossing(クロッシング)12 軒及び Projects(プロジェクツ)14 軒 *無料空間
    合計141軒のギ ャラリー・美術団体
    コロナ感染防止対策として、今回はカメラを通したお顔の確認のみでご入場できるようにご対応致しました!!
    ご入場は、事前予約登録時に発行されるデジタルチケット(QRコード)でもご入場頂けます。
    (同伴の方も顔認証が必要です)
    チケットのご予約はオンラインでこちらから!
    B1F ロビーギャラリーcrossing sectionブース[C004]古美術鐘ヶ江より出品致します(無料空間)
    常に新しいチャレンジをしている彦十蒔絵ですが、今回は『486』と他何点か出品致します。
    是非ご覧ください。
    *彦十蒔絵のWawaは古美術鐘ヶ江さんの店番を致します予定ですので、会期中皆さまへ作品紹介を申し上げます。どうぞお声をかけてください。

    COLLECT2021-UK 出品

    2021.02.24

    INTERNATIONAL ART FAIR FOR CONTEMPORARY CRAFT AND DESIGN
    コンテンポラリー クラフトとデザインのインタナショナル アート フェア

    2004年より毎年2月末〜3月初めにロンドンで開催されるコンテンポラリークラフトとデザインのアートフェア『コレクト(COLLECT)』は今年も第17回目を迎えることになり、世界各地から32ギャラリーと35ヶ国約400名アーティストの参加となります。

    *VIP PREVIEW:  2021. FEB. 24~25th
    *Live Online Events at COLLECTFAIR.ORG.UK:  2021.FEB.26~MAR.2
    *WORKS FOR SALE AT ARTSY.NET:  2021.FEB.26~MAR.24


    <<VIP INVITATION>>

    彦十蒔絵は香港の漆専門アートギャラリー「The Gallery by SOIL」より出品となります。
    The Gallery by SOILは日本、中国、台湾、ミャンマーなどアジアを中心にした漆芸アーティストの作品を取り扱っています。
    今回SOILからの出品作家は

    Artists

    • Akito Akagi
    • Mingzong Chen
    • Célia Debras
    • Laidong Fang
    • Shingo Muramoto
    • Mine Tanigawa
    • Takashi Wakamiya
    • Nan Wei

    こちらのwebsiteから彦十蒔絵・若宮隆志アーティストと作品紹介をご覧になれます。

    世界的にCovid-19が懸念されている中“オンライン”という形で開催することになりましたが、世界のどちらに居てもオンラインでこのアートフェアの観客になられます!!
    更に今回のイベントの開催は世界最大アートポータルサイト『Artsy』と手を組んで、2021.FEB.26~MAR.24の間Artsy.netでイベントの開催することになります。
    携帯電話のiOSから簡単にArtsyのAPPをダウンロードして、情報のフォローアップができます。
    Artsy.netのwebsiteにアクセスをすれば下のようなQRコードを見られます、どなたでもこちらからAPPをゲットできます)

    International Art Fair for Contemporary Craft and Design是從2004年開始在倫敦展開的國際當代藝術與設計的博覽會,簡稱『COLLECT』
    今年雖然受到Covid-19的影響使得展覽無法在倫敦當地展開,
    但是主辦單位計畫將以On Line的方式,
    在2021.FEB.24~25舉辦VIP VIEW
    2021.FEB.26~MAR.2舉辦各個藝廊的獨自網路展示活動。
    而且…… 與世界最大規模的藝術品交易平台網站Artsy一起進行販售活動!!
    Artsy的Collect販售平台活動期間為2021.FEB.26~MAR.24
    彥十蒔絵的作品也將於香港的亞洲漆藝藝廊「The Gallery by SOIL」參加展出。
    歡迎點閱!!

    #collect2021 #hikoju_makie #TheGalleryBySoil #Soil_hongkong #lacquerart

     

    三井記念美術館 小村雪岱スタイル

    2021.02.06

    三井記念美術館
    〜江戸の粋から東京のモダンへ〜
    2021.February.6th~April.18th
    開館時間:11:00~16:00 (入館は15:30まで)
    <事前予約のお願い>
    (ご入館される方は全て事前予約が必要です、こちらからご確認ください)
    大衆文化が花開いた大正から昭和初期にかけて、「画家」と呼ぶには収まりきらない、多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、多くの人々を魅了した小村雪岱(こむらせったい)(1887~1940)。いま、その再評価の機運が高まっています。
    本展では装幀や挿絵、舞台装置画、そして貴重な肉筆画や版画など、江戸の粋を受け止め、東京のモダンを体現した雪岱の作品を総合的にご紹介いたします。また鈴木春信の浮世絵や、並河靖之の七宝をはじめとする明治工芸の数々を通して、「江戸の粋」から「東京モダン」へと至る系譜をご覧いただくとともに、彼らの要素を引き継ぐ現代作家の作品も合わせて展示いたします。「雪岱スタイル」と呼ぶべき、繊細かつ洗練された美の世界をご堪能ください。
    雪岱の作品は、現代のデザイナーやクリエイターたちにも高い人気を博しています。
    本展では、雪岱に私淑し、雪岱スタイルを継承する現代作家たちが、本展のために制作した新作を合わせて展示します。一木造で限界の薄さまで木を彫り込み、物質や作品が存在することの儚さを問う木彫作家・松本涼(1969~)は、 雪岱の肉筆画「写生 ヤマユリ」へのオマージュとして「枯山百合」を、若宮隆志(1964~)が率いる彦十蒔絵は「おせん 雨」に着想を得て、呼応する作品「平卓 波紋」を制作しました。
    出品作家(五十音順):臼井良平、本田聖流、 松本涼、若宮隆志

    台湾台北・約茶不夜 Ye Classical Art Gallery展示会 

    2021.01.23

    展示会名:漆象萬千・彥十蒔繪  若宮隆志展
    展期:2021年1月23日(Sat.)~1月31日(Sun.) 11:00am~7:00pm ( During Exhibition Closed on Monday )
    展示空間:台灣・台北市 約茶不夜Ye Classical Art Gallery
    (台北市大安區東豐街27號) (02) 2708-8236

    【展覽簡述】

    漆藝是一種自然與人緊密連結而生的藝術,對大自然抱持敬畏與耐心,手藝技法上的極致追求,才有可能孕育出與眾不同的作品。 木胎、沈金、底塗、設計、蒔繪、貼切金、塑形、推光、塗漆等運用,有如各種武功招式將漆的可能性發揮的變幻無窮。 若宮隆志帶領彥十蒔繪團隊就像導演一般,針對每樣作品挑選組合適當的職人,每位手藝人皆有自己專精之處,精湛的巧手使每件作品的製作有如一部電影,出神入化又和諧。

    輪島塗以輪島本地的漆器為名,1977年被日本列為國家重要無形文化財。 在輪島出生長大的若宮隆志,對當地的漆樹林與自然環境有著濃烈的情感與使命感,積極培育新生代漆匠並帶動參與種植漆樹,安定天然漆量的啟蒙運動。 若宮隆志希望透過繼承傳統來創造象徵當代的漆器,採用的紋樣和主題故事也貼近人心。 2014年若宮隆志任日本文化廳指派文化交流使,到世界多國進行漆藝的推廣與展出。 英國V&A博物館、德國明斯特漆藝博物館都收藏了彥十蒔繪的作品。

    歲末前夕約茶不夜將展出「漆象萬千•彥十蒔繪 若宮隆志展」,各種以僞術絕技著稱的見立漆器,將青銅、銀器、陶瓷等異材質揣摩的維妙維肖。 另外挑選了富饒趣味和文學經典的漆畫、爐、盒、罐等器物。 每件作品都能見到以嚴謹的態度創新,用卓越的技法和當代視野表現傾入身心的藝術。 若宮隆志希望能做出經過數十年、數百年都依然觸動人、能長存的作品;邀您身臨漆境,感受以漆刻劃出的神奇世界。

    世界中はコロナの感染拡大防止の為国間の行き来が大変厳しい中、彦十蒔絵は台湾台北市内で日本の伝統工芸ー漆芸アート作品を台湾の皆さまへご紹介する事で、日本へ行きたくても行けない日本ファンの心の肥やしにできれば嬉しいです。
    この展示会には彦十蒔絵のもの創りで大切にしているユーモア、日本文学、日本美意識を見立漆器によって伝えられたらと思います。

    どうぞ台湾の皆様に楽しんでいただきたいと思います。

    彦十蒔絵
    マネージャー
    高 禎蓮(Wawa)

    展示会場【Facebook】

    約茶不夜 Ye Classical Art Gallery

    ————————–

    【Upcoming Exhibition】

    Dynamic Lacquerware•Hikoju Makie by Takashi Wakamiya

    【Exhibition Date】

    January 23rd (Sat.) – January 31st (Sun.) 2021 Opens 11am–7pm (During Exhibition Closed on Monday)

    【Location】

    Ye Classical Art Gallery

    No.27, DongFeng Street, DaAn District, Taipei 106, Taiwan

    【Contact Tel】

    886-2-2708-8236

     

     

    大阪東洋陶磁美術館・特別展「天目―中国黒釉の美」ー彦十蒔絵出品

    2020.11.08

    大阪東洋陶磁美術館

    特別展「天目―中国黒釉の美」

    会期:2020年6月2日(Tue.)~2020年11月8日(Sun.)

    概要

    日本には数多くの中国製の天目(茶碗)が伝世しています。なかでも近年国内外で話題となっている曜変天目と油滴天目は中国宋時代に建窯でつくられた黒釉茶碗の最高峰で、当館には日本伝世の油滴天目で唯一国宝に指定されている作品が所蔵されています。
    本展では、中国陶磁の歴史において、重要な系譜の一つである天目をはじめとする黒釉陶磁にスポットをあて、当館所蔵品に個人所蔵の作品を加えた唐時代から宋・金時代の作品計24点により、中国黒釉の世界とその美に迫ります。
    なお、同時開催の特集展「現代の天目―伝統と創造」では、近現代の作家による天目作品を通して、伝統と創造による天目の多彩な表現をご紹介します。

    彦十蒔絵が漆芸で表現した見立漆器「油滴天目蒔絵1椀、木の葉天目蒔絵1椀と曜変天目蒔絵3椀」を特別出品しています。
    近くにお立ち寄りの際はどうぞご覧くださいませ。
    特別出品のお知らせ | 大阪市立東洋陶磁美術館 @MIUI| http://www.moco.or.jp/?post_type=topics&p=2212&preview=true

    二〇二〇台湾×日本現代漆芸創作交流展

    2020.09.29

    FEI ATR MUSEUM YOKOHAMAが台湾漆研究会との共催で開かれる3回目の「2020台湾×日本現代漆芸創作交流展」に出品致します。

    3回目となる創作交流展は、日本のデザインユニットMUTEと台湾の漆芸作家によって作られた共同制作の成果発表もイベントの一部になります。日本の生活様式と台湾の職人技を合わせるとことで、デザインの最適化と漆器の普遍的価値の提案を目指されているそうです。

    会期:2020年9月29日(火)〜10月18日(日)※月曜休廊 10:00~19:00(最終日17:00まで)
    共催:FEI ART MUSEUM YOKOHAMA 台灣漆研究會
    後援:國立台灣工藝研究發展中心漆工坊
    会場:FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
    〒221-0835横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1F
    Tel.045-411-5031
    DM写真作品:彦十蒔絵 多々羅椀本朱塗

     

    サントリー美術館リニューアル・オープン記念展

    2020.9.13

    【開幕決定しました】
    リニューアル・オープン記念展
    ART in LIFE, LIFE and BEAUTY
    2020年7月22日〜9月13日

    サントリー美術館のコレクションと現代アートクロスさせた特別展示のご案内致します。
    彦十蒔絵は作品5点出品展示を致します。

    *下記内容はサントリー美術館ニュースリリース内容を引用しました。

    サントリー美術館(東京・六本木/館長:鳥井信吾)
    リニューアル・オープン記念展 I「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」展を開催いたします。

    会期:2020年7月22日 (水)から9月13日(日)

    サントリー美術館は「生活の中の美(Art in Life)」を基本理念に展示・収集活動 を行ってきました。絵や彫刻だけではなく、日常使う道具や調度に美を認め、生活 の中で味わい愉しむ。これがわが国の美意識の特徴のひとつです。そしてその美意識 のもと、多くの名品が見出され育まれてきました。当館では、1961年の開館 以来、企画展や収蔵品展を通じて、このような美術作品を広く紹介してきました。 リニューアル後初となる本展では、改めてこの基本理念に立ち返り、酒宴で 用いられた調度、「ハレ」(=非日常)の場にふさわしい着物や装飾品、豪華な化粧 道具などから、異国趣味の意匠を施した品々まで、生活を彩ってきた華やかな優品 を厳選してご覧いただきます。また、新たな試みとして、古美術に造詣の深い現代 作家の山口晃氏、彦十蒔絵・若宮隆志氏、山本太郎氏、野口哲哉氏にご協力いただき、 現代アートと当館のコレクションをクロスさせた特別展示を行います。

    今回の展示作品の中から彦十蒔絵制作作品1点を選んでご紹介を致します。

    作品名:「分福茶釜」五客組盃 五節供蒔絵
    作者:彦十蒔絵・若宮隆志
    個人蔵

    民俗学からよく知られているタヌキが化けた茶釜の昔話「分福茶釜」ですが、その後は群馬県館林市の茂林寺に所蔵され、この寺の縁起は、狸の化けた釜とはせず、古狸(貉)の老僧守鶴愛用の「福を分ける」分福茶釜であるとする。千人の僧が集まる法会で茶をたてたが、一昼夜汲み続けても釜の湯はなくならなかったと記される。
    なんとも不思議な茶釜をユニークに再現してみました。

    (作品紹介はスタッフブログをご覧ください)

    本展覧会の詳しい紹介はサントリー美術館のwebsiteこちらへご覧ください。

    展覧会の展示構成についてはこちらへご覧ください。

    <<入館のしおり>>
    サントリー美術館の感染予防対策について、開館時間・出入り口の制限・入館に伴う規制やお願いはこちらのページに詳細があります。どうぞ事前にご覧ください。

    <<チケット情報>>
    なお、チケットについてはオンラインで事前購入がお勧めとのことですので、こちらから簡単に買えそうです。
    (当日券は並んでも買えますが、事前に購入することがオススメです!!)

     

     

    香港International Antiques Fair 2020(中止)

    2020.05.29

    ※Postponed【中止、2021年を楽しみにしましょう】
    【Cancel, look forward to 2021】

    <Postponed to prevent the spread of new coronavirus infection>

    国際古玩展2020 in 香港/国際アンティークフェア2020

    彦十蒔絵は今年も出店致します、4年連続!!
    アンティーク品と間違えてしまうようなユニークなお店として頑張ります。

    The 2020 International Antiques Fair 

    VIP Opening: Night, 29th May 2020

    Open to Public: 30th May2020-2nd June 2020

    Place: Hong Kong Convention and Exhibition Centre – Hall 5BC

    2020Art Fair Tokyo

    2020.03.19

    Taking into account the spread of coronavirus infection, TOKYO Art Fair has been suspended and canceled.
    新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、東京アートフェア2020は国際的な感染拡大防止を最優先事項として考え、開催の自粛、中止する事になりました。
    期待をしていただいた皆様には大変恐縮ですがご理解いただけると幸いです。
    令和2年3月5日

    ↑↑↑↑↑↑↑

    2020 ART FAIR TOKYOに参加出品致します。
    彦十蒔絵のこだわり、ユーモア満載の現代アート新作が鐘ヶ江古美術のブースで発表致します。乞うご期待くださいませ。

    Hikoju Makie’s specialty and new works of contemporary art full of humor will be announced at the Kanegae antique art booth in 2020 Art Fair Tokyo.
    Stay tuned with us!!

    *場所:東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー
    (東京都千代田区丸の内3-5-1)

    Tokyo International Forum  Hall E / Lobby Gallery
    3-5-1 Marunouchi
    Chiyoda-ku, Tokyo-to 100-0005, Japan

    *開催日時:
    プレスビュー Press View
    March 19th Thu 2020 13:00 – 14:00
    プライベートビュー Private View
    March 19th Thu 2020 14:00 – 16:00
    ベルニサージュ Vernissage
    March 19th Thu 2020 16:00 – 20:00
    ※3月19日(木)は、ご招待者・ご関係者・プレス向け特別入場日

    パブリックビュー Public view
    March 20th Fri 2020 11:00 – 20:00
    March 21st Sat 2020 11:00 – 20:00
    March 22nd Sun 2020 11:00 – 17:00
    *Hours are subject to change

    チケット
    1-Dayパスポート 1-Day Passport
    前売券 4,000円/当日券 5,000円(税込)
    ADV-Ticket JPY 4,000 / DOS-Ticket JPY 5,000 (Inclouding Tax)

    小村雪岱スタイル〜江戸の粋から東京モダンへ(巡回展)

    2020.02.16

    『巡回展情報』
    小村雪岱スタイル〜江戸の粋から東京モダンへ

    監修: 山下裕二(明治学院大学教授)
    協力: 清水三年坂美術館
    企画協力: 広瀬麻美(浅野研究所)

    ・岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県多治見市)
    2019年12月21日(土)〜2020年2月16日(日)
    ・山口県立美術館(山口県山口市)
    2020年10月30日(金)〜2021年1月3日(日)
    ・三井記念美術館(東京)
    2021年2月6日(土)〜4月18日(日)
    ・富山県水墨美術館(富山県富山市)
    2021年4月下旬〜6月

    出品作の多くは明治工芸の所蔵品で知られる京都の清水三年坂美術館ご所蔵作で構成されていますが、小村雪岱に私淑する現代工芸作家の新作も併せて展示しています。

    竹ー本田聖流
    木彫ー松本涼
    ガラスー臼井良平
    漆芸ー彦十蒔絵

    彦十蒔絵のプロデューサー若宮隆志は泉鏡花ファン、小村雪岱ファンとしてこの展覧会に参加できる事に大変喜んでおります。

    巡回展のタイミングに合わせて一緒に楽しんでいただければ幸いです。

    Development of Contemporary Japanese Arts & Crafts <現代工芸の展開 2019>

    2019.10.5

    Development of Contemporary Japanese Arts & Crafts
    <現代工芸の展開 2019>
    金光・漆芸・截金
    in 金沢市立安江金箔工芸館

    会期:2019年10月5日Sat.〜11月24日Sun.

    出品作家19名(彦十蒔絵・若宮 隆志含)

    展示会場は金沢東茶屋街にある国内で唯一の金箔博物館、金沢へ来られる際には是非お立ち寄りください。

    2019湖北国際漆芸三年展(トリエンナーレ)

    2019.8.19

    中國湖北美術館
    2019湖北国際漆芸三年展(トリエンナーレ)
    日程: 2019/8/16~9/15

    紹介:
    中國湖北美術館は2010年からこの国際漆芸トリエンナーレを開催し始めて、第1回目は6〜7か国、4,50名漆芸家の出品でしたが、今年は第4回目の開催、9か国125名漆芸家の出品参加になりました。
    世界各地から注目されている事を伺えます。

    今回のトリエンナーレのテーマは中国語の「器」、「象」となりますが、これの意味
    は漆で作り出す「気」と「場」を感じさせる表題として、心理的や精神性の時空を作り出し、生活の中に文人気質を取り入れ、歴史や生命について思い直すきっかけに出来ればと中國湖北美術館の冀少峰館長が述べました。

    彦十蒔絵の作品の制作コンセントや理念はこの要素が含まれている事から香港大学美術博物館のFlorian 館長から推薦をいただき参加する事になりました、大変光栄で感謝致します。

    この展示会に伴い各種漆芸研究会も開催される予定、世界各地から漆芸専門研究家が集まる事に、国際的漆芸プラットホームは徐々に中国国内で作り上げられているように感じました。

    このタイミングでの出品参加は新しい時代を立ち会えるようにも思います。

    「B-OWND」:ブロックチェーンに参加

    2019.05.10

    「B-OWND」:ブロックチェーンを活用した日本のアート・工芸作品の新たなプラットフォーム

    ブロックチェーンとは何かと聞かれても私には答える事が出来ないが、このシステムは作家が本当に作りたいものを世に出し、評価をしてもらえる可能性を感じる!かつてインターネットがこれほど普及するとは考えもしなかったように、恐らく10年後には誰もが身近に捉え感じられるようになっているであろうと私は思う(若宮隆志)

    【B-OWND 参加アーティスト紹介 】
    日本の精神性を復興させるメッセンジャー
    (漆芸)若宮隆志 – Takashi Wakamiya –

    著書「Made in Japan: 日本の匠」や展覧会「融合する工芸」を監修する京都女子大学准教授の前崎 信也氏はこのように言う。

    「多くの日本人が忘れてしまった文様や色かたちの持つ神秘的な力。若宮はそれを現代に蘇らせようとするのである。」

    若宮が試みようとしているのは、かつて人々が大切にしていた〝よりよく生きるための知恵〟を、漆工芸というかたちの中に再構成して提示することだ。

    研ぎ澄まされた意匠は、人々の意識とまなざしを、古人(いにしえびと)が感じとっていた世界へと導き、同時に現代の人々の暮らしのなかに復権させていく。
    そう若宮は信じている。

    漆芸家・若宮隆志

    彦十蒔絵 若宮隆志展~Featuring 小松美羽~

    2017.11.25

    彦十蒔絵の作品に加え、注目の現代アーティストとして国内外でめざましい活躍している小松美羽氏の神獣たちを、木彫作家 小黒アリサ氏、蒔絵師 小西紋野氏らのコラボレーションで蒔絵作品として再現し、新たな命を吹き込んだ作品を製作しました。

    *当イベント写真は小松美羽氏の作品「幸せに生まれ、幸せに栄える」を漆芸の技術を駆使して製作しました(蒔絵漆芸額 483*383*30mm)。
    製作:彦十蒔絵  蒔絵担当:小西紋野

    会期:2017年12月6日(水)〜12日(火)
    場所:銀座三越 7階 ギャラリー

    融合する工芸2016

    2016.11.20

    融合する工芸2016ーーー旅に出たヤドカリのはなし

    会期:2016年11月30日(水)〜12月6日(火)
    場所:高島屋大阪店 6階美術画廊
    会場時間:11月 午前10時〜午後8時、12月 午前10時〜午後8時30分
    (最終日は午後4時閉場)

    融合する工芸メンバー(7人):
    笹井史恵  漆芸・乾漆
    田辺小竹  竹工芸
    若宮隆志  漆芸・蒔絵
    満田晴穂  自在置物
    小黒アリサ 木彫
    加藤亮太郎 陶芸
    マニュエラ・ポール=カヴァリエ 金箔造形

    台湾台北 若宮隆志漆芸展2016

    2016.09.15

    彥十蒔繪‧若宮隆志藝展 當代日本蒔繪漆藝術

    この度は台湾瑞興銀行文化基金會、新光證券の詹炳發董事長のお力添えを賜り台北の市長官邸藝文沙龍において台湾で初めての彦十蒔絵展を開催する事となりました。
    日本を象徴する漆芸作品を通して台湾の皆様と相互理解が得られる事を心より願っております。
    ー若宮隆志ー

    会期:2016/09/30 (Fri.) – 10/15(Sat.) 10:00-18:00

    展覧会場:市長官邸藝文沙龍(臺北市徐州路46號)
    主催:新光證券、瑞興銀行、瑞興銀行文化基金會、彥十蒔繪
    後援:台北市文化局、市長官邸藝文沙龍

    作品名 <青銅塗 宝珠 組盃>

    香港大学美術博物館展覧会2016

    2016.03.01

    香港大学美術博物館
    University Museum and Art Gallery The University of Hong Kong

    2016年3月18日(金) ~ 6月19日(日)
    月曜日-土曜日  9:30am~6:00pm
    日曜日 1:00pm~6:00pm
    (祭日、大学祝日は休み)
    入場無料

    2016年3月17日18:00にオープニングを迎え展覧会の幕を開きました。
    若宮隆志が主宰する彦十蒔絵が造る漆芸品で日本漆芸文化を紹介します。
    <香港大学HP>
    http://www.hku.hk/press/press-releases/detail/c_14291.html

    ウクライナ・キエフ展覧会2015

    2015.10.17

    ウクライナ・キエフ ハネンコ国立美術館
    2015年10月17日(土)〜12月13日(日)
    The Bogdan and Varvara Khanenko National Museum of Arts
    October 17th – December 13th, 2015


    「日本の蒔絵・根付」展
    Special Exhibition ” Makie and Netsuke “

    2014年度日本文化庁文化交流使指名-若宮隆志-

    2014.11.01

    I am Takashi Wakamiya, producer of HIKOJU MAKIE and also the 2014 Japan Cultural Envoy. I produce urushi works (lacquerware) in Wajima City, Ishikawa Prefecture, Japan. This time it’s my pleasure to carry out my cultural exchange mission to London, Edinburgh, Marseille, Paris, Beijing, and Hong Kong from 1st November until 4th December 2014.

    Through the introduction of my works and activities in each regional museum, university and gallery, I hope to spread the knowledge of some Japanese culture.

    In Paris, I had an exchange meeting with some artists and exchanged art information.

    In London, just like in previous years, I joined the annual  Asian Art week event. I also saw many great artworks at the British Museum, the Victoria and Albert Museum, the art auction houses and galleries. During the Asian Art week, many art collectors,  researchers, museum officials and artists from all over the world gathered in London. Therefore, it was a very good opportunity to share Japanese urushi and culture.

    This time I could complete the mission due to the support of many people. I would like to thank everyone from the bottom of my heart. In the future, I will continue to do my best to promote the urushi art.

    平成26年度石川デザイン賞受賞

    2014.10.10

    公益財団法人 石川デザインセンターweb siteより
    平成26年度石川デザイン賞 受賞者について
    —————————————————————
    ・若宮隆志(漆芸家)
    ・ナカダ 株式会社(展示会、イベントの総合企画・運営)
    ・株式会社 丸八製茶場(製茶・販売)
—————————————————————
    石川デザイン賞は、これまで石川県のデザインの向上、普及に著しく貢献している個人及び企業、団体を対象として、デザイン関係団体等の代表で構成する「石 川デザイン賞選考委員会」において選考され、石川県知事と石川県デザインセンター理事長の連名により表彰されるものです。
    平成26年度石川デザイン賞についての詳細はこちら。
    
http://www.design-ishikawa.jp/wp-content/uploads/2015/03/ishikawa-design-award.pdf

    国際漆展・石川2014大賞受賞-犀の賽銭箱-

    2014.10.01

    語呂合わせのタイトル、立体で可動式の漆芸品、ユーモアを取り入れた青銅塗で仕上げた「犀の賽銭箱」、この作品は若宮隆志が十五年間もアイディアを積み重ねて、技法の研究をし続けてやっと完成した作品です。
    国際漆展・石川2014第10回展記念特別賞作品の講評はこちらから