“emmy art+ ” 新ギャラリー開幕展

「Metamorphosis and Evolution 変容と進化」展

会期:2021年11月20日(土)— 12月25日(土)

お世話になっている美人姉妹が銀座6丁目でGallery『emmy art+』をオープン致します。開幕に合わせて企画される展覧会の第一弾に彦十蒔絵も参加させていただきました。

主催・会場:emmy art + (東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル2F)
開廊時間:火曜日〜土曜日(日、月、祝休廊)12:00-19:00
アーティスト:狗巻賢二、十六代 小原治五右衛門、木下佳通代、三島喜美代、山本しほり、彦十蒔絵 若宮隆志

URL: http://www.emmyart.jp (2021年11月リリース予定)

出品する予定の作品は見立漆器、蓋物など数点になります。

このギャラリーの場所は泰明小学校の向かいに位置します、
そして一階はフレンチスタイルのカフェAux Bacchanales Ginzaがあります。

こちらで一休みをされてギャラリーで作品の鑑賞をするなど、休日の過ごし方としてもご検討ください。

*以下はemmy art+ギャラリーオーナー平恵理子、美奈子からのコメントです*

今、私たちはコロナ禍という難局に直面し、世界は大きな転換期にあります。人類の歴史の中で、人間はこれまで戦争や災害、疫病など数々の困難と向き合ってきました。そんな中で世界の美術史にみられるように、アートはいつの世も消え失せることなく、苦難や試練を乗り超えた社会や歴史を映し出し、人々の悲しみや喜びに寄り添い生きる原動力に変える力となってきました。古代ローマの詩人オウィディウスがギリシャ・ローマ神話の登場人物が動物や植物、星座などに変身してゆく物語を「変身物語(Ovid’s Metamorphosis) 」で描いたように、人間やあらゆる生き物の生きる本質として、我々は変化していくことの尊さを常に問われているのかもしれません。そして、変化や変容は進化へと繋がり、そうすることによって、我々はずっと大切にしたい普遍的な何かを後世に伝えていけるのかもしれません。しなやかに形を変えてでも前進していく力強さ、変化を恐れない勇気とたおやかさを、こんな時代だからこそ、我々が求めているような気がします。
 本展は我々が企画する展覧会の第一弾です。狗巻賢二、十六代 小原治五右衛門、木下佳通代、三島喜美代、山本しほり、彦十蒔絵 若宮隆志といったあらゆるジャンルのアーティストの作品が集結しました。アーティストそれぞれの変容と進化を皆様とともに楽しみたいと思います。ご来場を心よりお待ち申し上げます。