リアルのゆくえ巡回展2022-2023

『リアル(実写)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと』 巡回展は2022年から2023年にかけて日本国内六箇所の美術館で開催されます、彦十蒔絵若宮隆志は【彫刻】部門に出品致します。

巡回展最初のバトンは平塚市美術館
ポスターに使用された作品は安本亀八の「相撲生人形」(1890年)
幕末から明治初めに流行った生人形の迫真の技は、当時の日本人はもとより、来日した西洋人にも衝撃を与えました。人類学者C.H.シュトラッツは「解剖学の知識もなしに強い迫真性を持って模写することができる」生人形師の力量に感嘆しました。(ポスター挨拶文引用)

本巡回展で彦十蒔絵が得意とする『見立漆器』を出品し、若宮隆志がプロデュースする漆芸職人チームによる迫真な模写技術をご覧いただければと思います。

【出品作家】
【序章】松本喜三郎、安本⻲八、高橋由一、室江吉兵衛、室江宗智、高村光雲、関義平、須賀松園(初代)、平櫛田中
【絵画】秋山泉、安藤正子、深堀隆介、水野暁、本田健、牧田愛、横山奈美
【彫刻】佐藤洋二、前原冬樹、若宮隆志、小谷元彦、橋本雅也、満田晴穂、中谷ミチコ、本郷真也、上原浩子、七搦綾乃

巡回展二箇所目は足利市立美術館
ポスターに使用された作品は水野暁の「日本の樹・日本の杉(白山神社)/東吾妻町・伊勢の森/中之条町」(2018~22年)

巡回展三箇所目は 高岡市美術館
ポスターに使用された作品は水野暁の「日本の樹・日本の杉(白山神社)/東吾妻町・伊勢の森/中之条町」(2018~22年)

巡回展四箇所目は ふくやま美術館
ポスターに使用された作品は深堀隆介の「桜升 命名 淡紅」(2017年)
*2022.10.8~9 ふくやま美術館・工芸版画室にて彦十蒔絵による「金箔を貼る!自分だけの箸づくり」ワークショップ開催

巡回展五箇所目は 新潟市美術館

ポスターに使用された作品は 満田晴穂の「一如」(部分)2019年ホキ美術館蔵

巡回展五箇所目は 久留米市美術館

ポスターに使用された作品は 横山奈美 「逃れられない運命を受け入れること」(部分)2016年、gigei蔵。

【開催館及び会期】
平塚市美術館   2022年4月9日(土)〜6月5日(日)
足利市立美術館  2022年6月12日(日)〜7月21日(木)
高岡市美術館   2022年7月29日(金)〜8月31日(水)
ふくやま美術館  2022年9月23日(金祝)〜11月20日(日)
新潟市美術館   2022年11月29日(火)〜2023年1月29日(日)
久留米市美術館  2023年2月11日(土)〜2023年4月2日(日)