多々羅椀

2020.10.24

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写真に写っている【多々羅椀(たたらわん)】は若宮がずっと作りたかったお椀の集大成とも言えるでしょう!

このお椀を制作するのに、どのような思いで取り組みましたか!!
本人に語ってもらえば20〜30分間はかかります(笑)それほど思いが詰まったお椀ということです。

先日、大変光栄なことに、心游舎のFacebook page (クリックするとそのページへ飛びます)で若宮のコラムをご紹介いただきました。

コラムの中でとても印象に残る言葉をピックアップします↓↓↓↓↓

お米や稲は神様が作った神聖な作物として扱われてきたため、お米を頂くための器も神聖なものでなければならない。そのために先祖代々育てた大切な木を切り倒すことで造られる木椀に、さらに生きたウルシの木から命の樹液である漆を掻き採り、その漆を木椀に塗る。
たくさんの命をいただきながら生きている私たちにとって漆器でご飯を頂くということは自然の摂理と人間の生が一体である事に気付き悟るための方法であったのではないかと感じる。
🌾新米が美味しい季節になりました。
ご飯の湯気を程よく吸収して、暖かいご飯の温度を少しでも長く保ってもらえる漆器のお椀でご飯を食べてみませんか!?
補足:
心游舎の活動の目的は、日本の未来を担う子どもたちが、少しでも多くのよき日本文化の記憶を持ち、それを未来に伝えて行くための場を再生することです。