大阪東洋陶磁美術館・特別展「天目―中国黒釉の美」ー彦十蒔絵出品

大阪東洋陶磁美術館

特別展「天目―中国黒釉の美」

会期:2020年6月2日(Tue.)~2020年11月8日(Sun.)

概要

日本には数多くの中国製の天目(茶碗)が伝世しています。なかでも近年国内外で話題となっている曜変天目と油滴天目は中国宋時代に建窯でつくられた黒釉茶碗の最高峰で、当館には日本伝世の油滴天目で唯一国宝に指定されている作品が所蔵されています。
本展では、中国陶磁の歴史において、重要な系譜の一つである天目をはじめとする黒釉陶磁にスポットをあて、当館所蔵品に個人所蔵の作品を加えた唐時代から宋・金時代の作品計24点により、中国黒釉の世界とその美に迫ります。
なお、同時開催の特集展「現代の天目―伝統と創造」では、近現代の作家による天目作品を通して、伝統と創造による天目の多彩な表現をご紹介します。

彦十蒔絵が漆芸で表現した見立漆器「油滴天目蒔絵1椀、木の葉天目蒔絵1椀と曜変天目蒔絵3椀」を特別出品しています。
近くにお立ち寄りの際はどうぞご覧くださいませ。
特別出品のお知らせ | 大阪市立東洋陶磁美術館 @MIUI| http://www.moco.or.jp/?post_type=topics&p=2212&preview=true